昨年は、様々な地域行事やイベント等、あらゆる集団活動が中止を余儀なくされる中、『２０２０函館マラソン大会』の開催も中止となりました。先輩達が苦労して立ち上げ「全国ランニング大会１００撰」に選出されるまでの大会に成長を遂げてきただけに、大変残念な結果となりました。新型コロナウイルスが地域社会へ与える影響をまざまざと感じさせられる１年となり、今なお状況を打破するに至っておりません。
当大会は、ランナーだけでなく同伴者の宿泊、飲食、観光も伴うことが期待される参加型スポーツイベントで、その経済波及効果は、「我々の郷土である函館」にとっては非常に大きく、青年部の主要事業の一つとして、地域振興や地域発展に貢献できる活動と考えております。
当委員会は、将来の１万人規模大会への拡大を見据え、現状に合った企画の提案、安心・安全な大会運営へ向けた体制の強化、そしてクリアすべき様々な課題の解決に向け、関係団体との協力体制を強固にし、展開して参ります。さらに１０回目、２０回目と継続発展していくためにも、ランナーと地域住民に喜ばれる、かつ魅力ある大会となるよう今後も尽力し、当大会が地域社会、地域経済の光となるよう取り組みを進めて参ります。
また、『新年交礼会』を担当事業とし、組織としての一体感を対外へ示す場とすると共に、函館市長をはじめ多くの来賓の方々へ多大なるご協力、ご支援に感謝の意を伝え、親睦と交流を一層深める場としたいと考えております。
さらに、共同事業である『はこだてカルチャーナイト２０２１』及び『地域観光体験事業』については、各担当委員会と強力に連携を図りながら積極的に取り組んで参ります。その他の事業についても互いに協力し合い、会員相互の絆を深めて参ります。
今、このようなときだからこそ個々の会員が一丸となって、青年部らしい迅速な行動力と地域に目を向けた判断力をより一層高めながら真摯な態度で行動するなど、青年部活動を通して経済人として成長することで、地域発展の一助となるよう邁進いたします。
