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組織運営

観光提案委員会 令和3年度 基本方針

 現在、函館市の人口は25万人を切ろうとしており、止まることのない人口減少は深刻な問題です。2060年までに11万7千人になると推計されています。人口減少により、地域経済は縮小され、市民生活の利便性や、街の魅力までもが低下すると考えられています。次世代の子供達が安心して暮らすことのできる街にするためには、先ず、地域経済発展のための活動をしていかなければなりません。
 函館市内では続々と宿泊施設ができ、観光客の受け入れ態勢は整いましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、観光客は大幅に減少し、関連する産業が非常に厳しい状況となっています。今後、状況が落ち着いて、多くの観光客が訪れた際に、再び楽しんでいただけるように、また、新たな魅力を発見をしていただけるように、活動を進めて参ります。
 先ずは、文化・歴史・御当地名所・自然において、「お気に入りの街 函館」のきっかけとなれるような、「地域文化・歴史を見て学び、大自然を体験して、山の幸・海の幸を堪能する」ことができるプランを模索します。コロナ禍においても、安心安全、かつ少人数でも催行可能な地域体験観光プランを、先ずは我々青年部が作成、そして体験・検証をし、それらの点在する観光地を線で繋いだ滞在型観光プランとして提案・発信をして参りたいと思います。
次に、例年行っている青函合同例会を開催し、北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録を見据えた具体的な活用策の構築に向けた情報交換を行うと共に、さらなる観光資源の発掘や津軽海峡圏地域との交流を通して、地域の魅力の磨き上げと交流人口の増加に結び付けてゆきたいと思います。
 函館にしかない魅力と強みを再度見つめ直して、函館をはじめとする道南圏経済の活性化・発展に貢献して参ります。 

重点事業

  • 1地域体験観光プランの作成・体験、滞在型観光プランの提案・発信
  • 2北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録を見据えた具体的な活用策等の構築
  • 3青函合同例会の実施
▲「青函合同例会」の様子
▲「北海道・北東北の縄文遺跡群の活用への取り組み」をテーマに、北海道環境生活部文化局文化振興課 縄文世界遺産推進室 阿部特別研究員より講演(2019.10.18開催 青函合同例会)

共同事業

  • 1はこだてカルチャーナイト2021への協力
  • 2函館マラソン大会実施に向けての協力
  • 3函館ペリーボート競漕への協力
  • 4各委員会との連携・協力