函館地域の長年の悲願であった新幹線開業から1年が経過し、経済効果は169億円と試算される中、今後も引き続き、産業の発展、地域経済の活性化に大きく寄与することが予測されるなど、大変喜ばしいことと考えております。
一方で、「魅力度ランキング1位」でありながら「幸福度最下位」という問題があります。毎年人口が減少し30万人にも満たない街になってしまいましたが、この大きな要因の一つに、雇用の問題が挙げられます。「仕事」がなければ、ますますこの街に対する魅力が失われることは間違いありません。従業員の生活安定・向上が幸福度に比例してまいりますので、企業の継続・発展こそが、我々青年経済人として解決していかなければならない最大のテーマと考えられます。そこで、単なる会員交流だけに終わらせることなく、会員相互の事業に「関心を持つこと」、「知ってもらうこと」、「理解してもらうためのプレゼン能力の向上」を目的に取り組んでまいります。
次の世代に引き渡す成長企業を目指して、日々会員が知恵を絞り、柔軟な発想で意見を交換し合い、同じ目的を目指す先導者の同志として地域の活性・企業の活性・函館の活気ある街づくりに力を注いでまいります。