当青年部は、長きにわたりフルマラソン大会の創設に向け取り組んでまいりました。昨年は念願の第一回函館マラソン大会の開催ができ、これまでの大きな目標が現実に変わった年でもありました。第一回大会を終えた今、継続大会とするためには、より魅力ある大会にしていかなくてはなりません。
様々な意見や感想から課題や問題点も浮き彫りになってまいりました。ランナー目線から見た問題点、市民の大会に対する目線、運営サイドの目線、立ち位置が変わると感じる問題点も変わります。しかし、課題や問題が多い分、まだまだ伸びしろがあると捉え、ひとつひとつ問題をクリアし、より魅力ある大会へ導かなくてはなりません。また、マラソン大会は参加型スポーツイベントの一つであり、宿泊、観光も伴います。エントリー数の伸び悩みは宿泊先の不足と直結しており、より大会規模を大きくするためには、今後の大きな課題となっております。知恵を絞り全く違った形の開催も含め打開策を打ち出していく必要があります。
委員会の役割、立ち位置を今一度しっかり確認し、行政や他団体・地域住民と連携して、様々な問題に取り組んで解決していかなくてはなりません。問題解決に向けた取り組みや行動こそが我々青年部の資質向上につながるはずです。柔軟な発想、迅速な行動力、熱い情熱をもって、次世代へつなげる函館でしか出来ないマラソン大会を目指し取り組んでまいります。