現在の函館市の人口約258千人。年々人口減少と深刻な問題です。2060年までに113千人になると推計されています。人口減少により地域経済の縮小、市民生活の利便性とまちの魅力の低下といった影響を及ぼすと考えられます。
「郷土を元気にしたい!」「活気ある街にしたい!」の根幹に、企業の発展により雇用の場が増え、次世代の子供たちが安心して暮らすことのできる街にするためにもまずは地域経済の発展のために活動をしていかなければなりません。
函館市内では続々と宿泊施設ができ約3,000室が供給され観光客の受け入れが整ってきているが、新幹線開業後から3年が過ぎ、入込数は大きな伸びとなっておらず、冬季観光が大きな課題となっています。
冬季における交流人口を増やすため、今年2月に行われた「ひかりのガーデン」を基軸に、函館市、(一社)函館国際観光コンベンション協会と一体となり、より大勢の観光客が来ていただけるような冬の目玉といえるようなイベントの礎づくりを行っていきます。また、北海道・北東北の縄文遺跡群世界遺産登録が見送りされたが、さらなる観光資源の発見及び津軽海峡圏地域との交流を密にし、早期の世界遺産登録を目指し、交流人口の増加に結びつけていきたいと思います。
函館にしかない「魅力」「強み」を創出し、交流人口の拡大により、一層の道南圏の活性化・発展を目指します。
昨年よりプロ野球公式戦が実施されなくなり道内外から大勢の来函が見込めなくなりました。継続をしてきたレバンガ北海道学校訪問プロジェクトにより子供たちの夢や希望を育み、スポーツツーリズムを子どもたちに広げていきたいと思います。また多くのプロスポーツチームとの連携を行い、地域のためにできることを模索していき、函館の経済発展に寄与できればと思います。