現在の函館市の人口約253千人。年々人口減少と深刻な問題です。2060年までに119千人になると推計されています。人口減少により地域経済の縮小、市民生活の利便性とまちの魅力の低下といった影響を及ぼすと考えられます。
「郷土を元気にしたい!」「活気ある街にしたい!」の根幹に、企業の発展により雇用の場が増え、次世代の子供たちが安心して暮らすことのできる街にするためにもまずは地域経済の発展のために活動をしていかなければなりません。
函館市内では続々と宿泊施設ができて観光客の受け入れが整ってきているが、新幹線開業後から4年が過ぎ、入込数は大きな伸びとなっておらず、冬季観光が大きな課題となっています。
冬季における交流人口を増やすため、今年2月に行われた「はこだてひかりのガーデン」を基軸に、函館市、(一社)函館国際観光コンベンション協会と一体となり、より大勢の観光客が来ていただけるような冬の目玉のイベントづくりを行っていきます。また、北海道・北東北の縄文遺跡群世界遺産登録を目指し、さらなる観光資源の発見及び津軽海峡圏地域との交流を密にし、交流人口の増加に結びつけていきたいと思います。
多くのプロスポーツチームとの連携・情報交換を継続して行い、プロ選手による学校訪問やクリニックなどを通じて、スポーツツーリズムを子どもたちや地域に広げていくことを模索します。
函館にしかない「魅力」「強み」を創出し、交流人口の拡大により、一層の道南圏の活性化・発展を目指します。