去る10月18日、花びしホテルにおいて、函館・青森商工会議所青年部( 以下YEG) による青函合同例会を、函館から斎藤会長はじめメンバー43名、青森から中村会長はじめメンバー21名、総勢64名が参加し開催しました。
当合同例会は、両YEG が定期的な交流を図り、青函の歴史・経済・文化等について認識共有と理解を深めることを目的に毎年開催しています。
今回は、北海道環境生活部文化局文化振興課 縄文世界遺産推進室 阿部特別研究員より、「北海道・北東北の縄文遺跡群の活用への取り組み」をテーマにご講演頂き、1万年以上も平和な社会を維持し、自然と共生しながら長期間の定住を実現した縄文文化の特異性や、縄文遺跡群の世界遺産登録へ向けた取り組み、縄文文化に対する海外の反応等について説明がなされたほか、世界遺産登録はもはや目標ではなく、観光振興や地域の魅力発信に向けた具体的な活用策を各自治体・組織で考える段階に入っていると述べられました。
また、例会終了後の懇親会では、両YEGの活動報告や青函クイズ、ミニゲームで大いに盛り上がるなど、両地域の連携を一層深める機会となりました。
▲縄文遺跡群の活用について説明する阿部特別研究員
▲懇親会を終え、青函YEGメンバーで記念撮影